ハワイに移住して3年。よく日本の友達に「英語はもうペラペラ?」と聞かれます。
英語がペラペラって…英語があまり話せない人からしたらペラペラだろうし、ネイティブからしたら完全に外国人って瞬時にわかるような英語ですが、現地の大学の授業についていけて、生活やコミュニケーションで困る事はない程度です。
でも英語圏で生活は出来ても英会話が上達すればする程、自分の英語で正しく発音出来ていない音が分かるようになり、気になるようになってきました。
自分で発音の本を読んだり、動画を観たりしてある程度は修正したつもりでした。
が
最近英語で話す動画を作ってみて、自分の英語の発音が自分の中で思ってたより酷い事が判明!笑
これはやばい!直したい!!
もっと綺麗な英語の発音でスラスラと話したい!!!
って事でハワイで英語の発音矯正の先生をしている方のレッスンを受けてみる事にしました。
実際にレッスンを受けてみて、発音矯正がどんなものだったか紹介したいと思います。
目次
発音矯正の先生はこんな人
発音矯正のAiko先生は日本人です。
もともとは彼女のブログを見つけて、英語の単語を読み上げるところをブログに動画であげていて、発音がきれいだったのと、ブログからすごい努力をされたことを知ったのと、とっても知的な感じがしたのでレッスンを受けてみることにしたのがきっかけです。
Aiko先生は大学からアメリカ留学。
最初は全く英語が話せなかったので敢えて英語漬けの生活にする為に日本人のいない大学を選び、24時間インプットもアウトプットも脳内も100%英語の生活にし、大学で言語学を勉強。
その後アメリカ人の旦那様と結婚され、翻訳、レストランなどの仕事をしながらのカナダ、ロサンゼルス生活を経てハワイ在住で英語の発音をオンラインで教えています。
発音の仕方が学べるYoutube動画もたくさん作られています。私が好きなのはWaterの発音を教えてくれる動画。
全て英語で解説していますが、ゆっくり分かりやすく解説してくれているので英語で英語を学ぶのにとても良い機会だと思います。→動画のリンク
発音ならネイティブに習った方が良いだろ。と思うかもしれませんが、ネイティブの人は自然に発音しているので舌の使い方や喉の使い方、を教える事はむずかしく、ましてや日本人のクセや日本語の発音との違いを説明することはほぼ不可能かと思います。
その点Aiko先生は、日本人だからこそ日本人に教えられる効率的な方法で短時間で的確に教えてくれます。
発音矯正を受けてみる
以前Aiko先生のレッスンを受け、母音の音を教えてもらいましたが、今回は普段話していて言いにくいと思っていた単語や文章をメモしていたので、その単語が入った文章の発音を教えてもらう事にしました♪
It’llの発音を直してもらう
最初はIt’llの発音。 いつも言いにくいので It will と略さず言っていました。
Tの音とLの音の出し方はだいたい分かってはいたものの、Tの後にすぐlを出すのがどうしたら良いのかさっぱり。
Tで舌が口の上側に1度つくのに、すぐにその後Lの音で歯の裏に舌を当てるのは不可能。というかすっごく変な音になる。じゃあどうやって言うのかは全く検討もつきませんでした。
こんな時こその発音矯正の先生〜!って感じです。
とりあえずレッスンを受けて思った事は、TとLのそれぞれの音の出し方だけをわかっててもIt’llを正しく発音するのは絶対無理!
って事と、独学でも無理!って思いました。笑
文法や単語を勉強するための教材はたくさん売られていますが、発音に特化した教材は少なく、アルファベットの各音の音を説明する本はあっても分ごとそのつながりや、本当に実践で使えるようになるような教え方をしてくれる教材はいくつあるのか。。。?
そしてまずレッスン受けて10分で私の発音、かなーり変わりました!
自分でもとんでもなく驚きました。
しかもAiko先生、めっちゃ褒めてくれるからすごくやりやすいです。←褒められて伸びる人
怖い先生だと萎縮しちゃうし、ストレスだしもう受けたくなくなっちゃうので明るくて褒め上手なAiko先生で良かった♡
動画観て20秒で発音のビフォーアフターの変わり様が分かりますw
CanとCan’tの発音を直してもらう
その次はI canとI can’tの違い。これは音だけだと聴き取りも難しい!
Can’tって言ってCanと勘違いされたら嫌なので、私は常にCan notとしか言いませんでした。
レッスンを受けてこれまた5分以内で劇的変化 驚
てかCanとCan’tでCanまで同じ綴りなのに、キャの部分の発音が違うなんて思いつかない!笑
CanとCan’tはとってもよく使うのでとっても役立ちます♪
CanとCan’tの発音を教わった時の動画はこちら↓
英語の発音は気にしなくてよい?
英語の発音は大切ではない。言語はツールだから伝われば良い。とう人もいますが、海外に住んでいて思うのは、発音は良いに越した事はないです。
もちろん発音を気にして話せなくなる必要はないし、日本人アクセントを恥じる必要も全くないです。
ですが、やっぱり発音が聞き取りにくいと、聞く側は疲れてしまうし、こっちも単語が伝わらず何度も言い直したりスペルを言ったりしなければいけないのはやはり手間です。
そして発音できる音が増えるとリスニング力が断然上がります。
私も前は、Sox, Sax, Sucksの様な、同じ音に聞こえる単語の聞き分けが難しかったのですが、この音の違いを学んでからはかなり聴き取れるようになりました。
発音ができる=聴き取れる に繋がります。
綺麗な英語の発音って何?
同じ英語でも、国や地域によってアクセントが全然違うので、良い発音ってなんだ?とも思いますが、自分が好きな英語のアクセントを練習したら良いのではないかと思います。
英語の発音を練習するに当たって、英語の映画やドラマ、音楽を使う人が多いと思いますが、日本で観れたり聴けたりする英語はアメリカ英語かイギリス英語がほとんどだと思うので、大概どちらかになるかと思いますが、
他の国で現地に行って学ぶ機会があれば、その地域の英語のアクセントを学ぶのも面白いと思います。
ちなみにAiko先生はアメリカのロサンゼルスの発音を教えています。
一時期イギリス英語に慣れる為にイギリスのドラマMisfits/ミスフィッツをよく観ていました。かなり強いイギリス英語を話すのでイギリス英語とはどんなん?って思う人にはオススメです。
ハリーポッターのイギリス英語がとってもマイルドに聞こえると思います 笑
あと、私が個人的に会って英語がスラスラ話せて発音が良い人って、その地域の文化をちゃんと理解している様な人が多いというか、ローカルに馴染んでいる人が多かった気がします。
これは発音が良いから馴染めるのか、積極的に交流して馴染んだ結果として発音が良くなるのかはわかりませんが、私が会った発音の良い人を見てる感じではそんな印象の人が多かったです。
練習をしないと身に付かない
せっかく発音の仕方を教えてもらっても、その発音の仕方を練習したり意識して使っていかないと身に付きません。
ダンスのレッスンを受けたけれど一度も練習しなかったら振付け忘れちゃうし、身体の使い方も全然身に付かないのと同じだと思います。
Aiko先生のレッスンではレッスンの音声を録音してくれ、そのファイルをもらえるので、後で自分で復習することができます。
その時は一生懸命聞いていてもどうしても少し時間が経つと忘れてしまう部分がありますよね。でもそういう忘れてしまった部分をまた思い出せます。
また文字でも今回のレッスンでは何を習って、何を気をつけるべきかを書いたファイルを送ってくれます。
あとはご自身で練習するのみ!←実はこれが一番難しかったりします。汗
レッスン受けてみて
子供の頃から英語環境の中にいれる人は自然にネイティブの発音が身に付く人もいるかもしれませんが、大人になってから英会話を始めた私が独学でこれを習得するのは相当難しいだろうなって思いました。
以前英会話に数回行ったことがあるのですが、発音の質問をしてもネイティブの先生って自分の発音を聴かせるだけで、何をどうするのかは教えてくれないので、自分の発音とは明らかに違うのは分かるけど、どうやって発音したらいいのか全くわからなかった経験があります。
お金はかかりますが、自分で直すには相当な時間を使わないと直せない(もしくは時間使っても直せない)部分を短時間で改善出来る方法を知れるのは大きな収穫だと感じました。
YouTube動画を観たり、発音の教材を読んだり、ブログを読んだり、映画を観たりしてお金をかけなくても出来る部分は出来るだけ自分で勉強して、練習して、それでもどうしても出来ないと思う部分を習うのが一番効率が良いのかなと思ったりもします。
尊敬するYouTuberの一人、ニュージーランドに住んでいるセナさんもこの動画でどうやって発音を良くしたか教えてくれています。
どの動画を観て練習したかも教えてくれています。高校生から留学した子でも舌に血豆が出来るほど発音の練習をしたそうです。努力の結晶ですね 涙
努力の量に比例して、セナさんの英語は流暢ですし、NZアクセントの英語もとっても上手だと思います。
うーん。私も頑張ろう!
Aiko先生のブログはこちら
Youtubeチャンネルはこちら
また、私のブログを見たと言って頂くと、普段30分5,000円の体験レッスンが先着5名様まで無料で受けられるそうです!
英語学習をしている皆さん、お互いに頑張りましょう!